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シーアンドエス、傘下のコンビニ2社と合併 コンビニエンスストア4位のシーアンドエス(C&S)は14日、傘下の事業会社 サークルケイ・ジャパン、サンクスアンドアソシエイツと2004年9月1日に合併すると 発表した。サークルケイとサンクスは持ち株会社方式で経営統合したが合理化効果が 得られず、わずか3年で合併に切り替える。 存続会社はサークルケイ。新社名は「サークルKサンクス」。サークルケイの土方 清社長が新社長になる。合併比率は1対1。C&Sはなくなり、株主には新会社の株式 を割り当てる。当面は「サークルK」「サンクス」の二つの店名を継続するが、外山 泰三C&S社長は同日の記者会見で「加盟店に利点があるようなら、看板の統一も検 討する」と述べた。 2001年の経営統合後も別々に店舗運営などを手掛け、合理化効 果がシステム経費の削減などごく一部にとどまっていた。「(持ち株会社方式には) ほかのチェーンにも経営統合に加わってもらう狙いもあったが、有望な相手は見つか らなかった」(外山社長)という。 |