--裁判速報--
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8月6日 京都元サークルケイ市坂店裁判

8月6日 元サークルケイ市坂店  植田氏原告
不当利得返還請求(被告サークルケイジャパン・反訴原告)
10:15 京都地裁208号法廷 結審

最終準備書面にて原告植田氏側より請求内容の減縮の申し出があり 被告本部側は了承するも「不当利得返還」と「予備的請求」 および「過払いのロイヤリティー返還請求」のそれぞれの請求原因と 金額算出方法がはっきりしないと主張、また店内調理商品に添付の「箸」 加盟店負担問題によるロイヤリティー搾取内容について抗弁の書類を提出。
 7月31日に最終準備書面が提出されてから本部側より補充主張4回 原告植田氏側より5回 補充主張書が提出されるなど当日開廷直前まで ぎりぎりまのやり取りが続いた。
結審の延長を滲ませる本部側代理人に裁判所は頑として本日結審を主導し、 論点は尽くされたとして判決期日を決定した。
 法廷弁論では本部側が公正取引委員会に提出した抗議文書(ロイヤリティーを 廃棄からは取ってないという)の詭弁を原告代理人 近藤忠孝弁護士が正面より論破、 作例で提示されたロイヤリティー計算とあわせ本部側の詐欺的行為を立証した。
「廃棄からは取ってない」と本部が主張すればするほど、加盟店募集契約時に 錯網し契約させた事実を浮き彫りにすることとなった。
 近藤弁護士は、被告本部主張の自己撞着部分を衝き 「あなた方の負けだよ!」 と宣言。本部側代理人は一様に返す言葉すらみつからない印象的な幕引きとなった。
裁判官は夏休み返上で判決文を書き上げる
10月22日13:10 同裁判所にて判決言い渡し

7月2日サンクス集団訴訟

7月2日 10:30東京地裁706号法廷(民事25部特乙係り)
弁論準備として

サンクス加盟店共有の問題の主張整理
・加入前の説明義務違反
・ロスにかかるロイヤリティーの問題
・会計の不明朗性
個別事案として
・サンクス茨城からサンクス本体へ吸収時の
 債権債務引継ぎ状況明確化(本部側立証)寺田事件
・田中事件別訴(45部)で審理中の事案のうち集団訴訟と
 共通事項について抽出整理
・先行している裁判
 関根・**事件は共通問題以外は別訴として
 現在審理中裁判体を優先 切り離し審理する。
 中期的には全訴訟を45部にて収斂し審理の方向

9月6日書証提出 9月13日10:30弁論期日
又、9月24日13:00〜15:00 東京弁護士会館1002号室にて
(東京 地下鉄霞ヶ関出口すぐ)
コンビニ弁護士連絡会主催の判例分析会が実施される

7月4日岐阜タイムリー水野事件第一回口頭弁論

コンビニ・チェーン「タイムリー」(本社・高山)が根拠のない売上予測 を示し、F・C契約締結したのは無効として元加盟店が損害賠償9200万を 求めた訴訟の第一回口頭弁論が岐阜地裁であり、原告加盟店水野氏側より、 この種の裁判の社会問題性に留意して審理を進めるよう、特に主張の補充が なされた。
又 原告本人より訴訟にあたって公正な契約社会実現への想いを陳述した。
被告側タイムリー社は訴えの棄却を求める答弁書を提出
法律構成として契約無効論の組み立てを整理するよう求めた。
東海、近畿圏より30名の傍聴があり、場所を岐阜市民会館に移して コンビニ・FC契約上の問題勉強会となった。近藤忠孝弁護士より裁判経過 報告を。県内外のコンビニ経営者、民商、全商連関係者を交え 経営・契約上の諸問題についてディスカッションを実施した。
「本部の杜撰な調査、過大売上予測により開店し借金地獄に陥っている オーナーらの救済」が問題として本部倒産時の対策などを検討した。

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