--裁判速報--
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民事25部特乙1A係サンクス集団訴訟第7回 口頭弁論

9月13日 東京地裁 10:30 706号法廷開廷

・FC契約の外形的解除事由(サンクス本部側主張部分)について
現実の事象としてはどうであったかの当方認否を書面提出
・集団事案のうち並行審理としてして本訴より切り離された関根・**事件
削除後の書証整理を双方代理人代表選手にて行う 9/25
・加入前説明について「説明義務違反」を一般論と各論
(各原告個別事案ごとに)に分けて個詳細に主張
・被告(サンクス本部)第4準備書面記述の廃棄賦課ロイヤリティーについて
例式、設例分解説明に対しての検証反論提出 11/11
・寺田事件 サンクス茨城からサンクス本体に契約移行した際の 承継経過記述に対し反論があれば提出

サンクス本部側は準備書面第4にて廃棄賦課ロイヤリティー問題について 詭弁といえる「廃棄からは取ってない」説明を展開。これで 当方反論後にはますます嘘を重ねる書面を提出せざるを得ない羽目に 追い込まれたことになる。

 傍聴席では別件でサンクス本部側と係争中の加盟店経営者や この問題に興味を持った大学生らが傍聴
閉廷後 原告、傍聴者含め弁護団より経過説明があり、別訴 ローソン千駄ヶ谷中村事件弁論準備(非公開)に向かう中野和子弁護士に 全員でエールを送り散会した。

次回期日 11月5日(火)10:30 706号法廷


9月12日 タイムリー水野事件 第二回口頭弁論

岐阜地裁 民事1部 10:10  2号法廷

7/29被告準備書面(本部側)に対し原告求釈明書面提出9/11 甲側立証として証拠説明書添付の上提出
被告(タイムリー本部)に求めた釈明事項
・FC契約のタイプについて      
加入前説明 提訴後
建物、什器備品オーナー負担(土地のみ賃借) Aタイプ
建物賃借、什器備品オーナー負担 Bタイプ Aタイプ
建物、什器備品 本部負担 Cタイプ

加入前は建物代金をふんだくって契約しておいて契約後にはそれは 「本部のもの」といって錯もうしたことについての求釈明
・勧誘の際の説明について
 タイプ別の説明資料、売上予測説明、立地調査書の商圏趣旨内容 の各資料提出要求
タイプ別の説明を意図的に捻じ曲げ説明、過大売上告知、
杜撰な商圏調査で開業に至らしめたことについての求釈明
・生活保証金について
 契約時点で「生活保証金」が自動融資制度という名の貸付金で あったことを説明した資料の提出要求

タイムリー加盟者の大多数が融資とは知らずに契約している 事実に対しての求釈明

告知した売上予測が大きな争点となるので 「いくらと告知」したのか、「どんな調査方法」で算定したのか を克明に書面で提出することを原告側が裁判所に要求。被告側に詳細資料の提出を迫った。

被告側求釈明 10/7提出
   次回期日 11月7日(木) 10:10

タイムリー訴訟を手がけた飯田弁護士が今回より出廷し弁護団を補強。 支援団体関係者、コンビニ経営者ら、プレス多数が傍聴(約25名前後)  閉廷後、若手弁護団を中心に次回弁論対策を協議した。
会議上、「FC問題勉強会」の開催形態変更や、緊急事態勃発時の 弁護士顧問体制についても提案がなされ、岐阜県弁護団と県下及び各地との 連携体制が確認された。 また支援傍聴したうちの有志多数が翌日  金沢で行われたサークルケイ宮谷事件の傍聴に参じ、コンビニ問題について 金沢の関係者とも連帯を深めました。
参加者の一人が「若手弁護団の熱意が問題認識の拡がりのキーワード」と 熱く皆に語る場面もありました。


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